この時期になると学校のPTAのことは
役員決めだったり、組織の在り方についてなどよく話題になりますが
息子の通う小学校でも例外ではありません。
いろんな人のブログをみていて、どこも同じだなという感想です。
息子は特別支援学級に在籍しています。
普通クラスとも交流させてもらっているため、普通クラスの名簿にも名前は乗っていますし、参観日などは普通クラスで授業となれば観に行きます。
ですが、学級懇談などは普通クラスでは参加することはほとんどありません。
特別支援学級の中で親の会というものがあり、そちらの集まりを優先しているからです。
その支援学級の親の会の中でも、会長・会計など細かく役員決めがあり、それだけでも障害児を抱えている親としては大変な仕事となってしまうので
普通クラスでは、PTAの役員などは自分から立候補でもしない限りは、免除されているというのが暗黙の了解となっていました。
突然決まったPTA参加
支援学級もPTAの組織に入れてもらったどうかという話が持ち上がったのは、去年の春でした。
それは支援学級を何年も担当している先生からの提案でした。
普通クラスから役員を選出しているのと同様に、29年度から支援学級からもそれぞれ役員を出して、活動に参加するというのです。
実は私はPTAというものがよくわかっていませんでした。
息子は小学校入学と同時に特別支援学級へ入ったこともあり、私は、普通クラスのお母さんたちとの交流は全くありません。入学と同時に引越しをしてきたということもあって、最初はママ友や知り合いも全くいない状況だったんです。
PTAに関しては、会費はきちんと引き落としされていますが、どういう組織でどういう活動をしているかなんて、よくわかっていませんでしたし、あまり考えたこともありませんでした。
[itemlink post_id=”5087″]
PTAを苦痛に感じている人が多いはずなのに…
このPTA加入の話をきっかけにどういうものか考えるようになりました。
それまではちらっと
子供が卒業するまでには必ず1回は役員をやらなくてはいけないとか、活動が大変だとかいう話はきいたことがあったので、PTAにはいいイメージはありませんでした。
去年の春の支援学級の懇談の時に先生からの提案があった時には、もうすでに特別支援学級PTA会則の下書きのようなものもきちんと作成されている状態でした。
先生の話をきいて、PTAに参加するのはその場で多数決となりました。
支援学級のお母さんたちの顔はもちろんみんな嫌だなという感じだったんです。
ですが…
賛成に手を挙げる人が多数。
えっ!!??本当にみんな賛成!?
と驚きましたが、その場の雰囲気はとても反対できるような感じではありませんでした。
支援学級の人だけ役員をやらないのはズルいという意見も普通クラスの親からあるのは事実。
そんなことはもちろんわかっているんです。
子供の障害も様々だから
現状、息子の小学校で支援学級は、PTAの役員をやらないとしても、支援学級親の会の役員や集まり。学校とは別に市の障害児の会というものに学校を通じて加入しており、その理事をそれぞれの学校から選出しなければいけなかったり、理事になれば定期的にある理事会に参加と、仕事は十分多いのです。
来年度からはそれにプラスしてPTAの役員と活動に参加。
支援学級は障害別に6クラスほどありますが、1クラス6名~8名。
その中で支援学級親の会・市の障害児の会・PTAとそれぞれに役員をとなると、毎年必ず何かの役員をやらなくてはいけないのかも。
子供の障害の状態によっては、毎日学校に通えていなかったり、そのために働きたくても働きにいけず苦労しているお母さんもたくさんいます。
そうなると、実際に役員になって仕事をしたり、活動に参加したりできるお母さんはすごく限られてしまいます。
うちの子は障害児だから!
というのを言い訳にやりたくないことを避けていると思われてしまってもしょうがないのかもしれません。
でも、普通の学校で支援学級に在籍しているというだけでも、心の負担は大きいのです。
個人の事情は無視され平等や公平が第一になっている
自分から役員をやりたい!という人は少ないです。
だから余計に平等や公平が優先されてしまい、やってない人がやる。
みたいなことなっている学校が多いと思います。
今は専業主婦とう人は少ないでしょうし、平日の日中に集まるなんて無理だという人も必ずいます。
もちろん事情を話せば許してもらえるということもあるでしょうが、その場の空気はいいものではないと思います。
[itemlink post_id=”5088″]
楽しいと思える学校であって欲しい
子供が楽しく学校へ行くためにも
親が学校やPTAの事で苦しんでいる姿をみせたくはありません。
親も楽しく学校の活動には参加したいのです。
グチをブログで書いていないで、言いたい事は直接訴えなければ変わらない!
それができればいいのですが、私にはそんな勇気もありません。
きっとほとんどの人はそうだと思います。
なんとか頑張って楽しく乗り切っていくしかないのです。