先日息子が学校の図書室で「アリ」という本を借りてきました。
息子は図書室で借りる時や図書館へ行った時も、必ず1冊は虫や動物の本を借ります。
だからといって、虫が好きなわけではなくどちらかというと苦手…。
アリやダンゴムシなど小さな足の遅い虫は大丈夫のようですが、飛ぶ虫や早く動く虫、大きい虫は嫌いみたいです。
その図書室で借りてきた「アリ」の本をみていて
「アリの観察したい!」
と言い出しました。
アリの観察準備
本当は夏休み自由研究にしたらいいのにーと思いましたが、せっかく息子が興味を持ってやる気になっているし、私もアリの観察面白そうだな!と思ったのでやってみようということになりました。
うまくできれば、そのまま夏休みの自由研究として出せるし!
でも、どうやればいいのか。
わざわざアリを捕まえてきて観察なんてしたことなかったので、何を準備すればいいのかわかりませんでした。
家にある小さい虫カゴに土を入れようかと思っていたのですが、今はアリの観察用にいろいろといいものが売っているんですね!!
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アリを捕まえに行く
アリのす観察キットの説明書に
クロヤマアリを捕まえましょうって書いてあるんです。
アリなんてその辺にたくさんいるものだと思っていましたが
クロヤマアリってどれだ…。
家の前の駐車場や公園などにもたくさん歩いてますが、ちいさいアリもいるし少し大きめのアリもいるし、どれがクロヤマアリだかわからない。
なんとなーく少し大きい黒いやつがクロヤマアリかなってことで、捕まえてみようってことになりました。
が…
夫がどうせ捕まえるならクロオオアリの女王を捕まえたい!と言い出したのです。
女王アリなんて捕まえられるのか!?
調べてみると結構捕まえて観察している人たくさんいるんです。
ちょうど5月~6月は結婚飛行をするため、女王アリがよく飛んでいるらしい。
雨の次の日によく飛ぶらしいといういうので、探しに行ってきました。
子供の頃、アリの行列はよく眺めてましたが、アリの巣まではみたことなかったです。
探してみると、アリの巣たくさんあります。
私は別に女王アリじゃなくても、アリの行動を観察できればといいかなと思っていたのでその辺にいるアリをサクッと捕まえて早く帰りたかったのですが
男子たちは探し始めると長い…。
「アリ飛んでるよ!!」
と何匹が飛んでるのも見つけましたが、捕まえられない…。
探し始めて約2時間…。
夕方になってくると飛ぶものを探し過ぎて飛んでるものはすべてアリに見えてしまう。
もう日も暮れるし飛んでるのを探すのは諦めようってことで
アリの巣をほじくる。
アリさんたち大パニックです。
かわいそうですが
15匹くらいのアリと巣の中でみつけた卵を数個いただいてきました。
アリの移動に一苦労
家に帰り、買っておいたアリのす観察キットの中へ入れます。
観察キットにアリを捕まえられるものもついていたのですが、アリの巣からゴッソリ瓶に入れて持って帰ってきてしまったので、観察キットへアリを移動させるのに苦労しました。
1匹ずつ瓶から出して入れようとしたのですが、家の中で逃げ出して大騒ぎ!
1匹ごとにワーワー大騒ぎしながら、なんとか全部入れることができました。
アリの行動は面白い!
しばらくはウロウロとしていたアリたちですが、観てるとすごく面白いんです!
まずアリたちで役割分担を相談しているのか、アリ同士でくっついたり離れたり。
卵は3個あったのですが、必ず1個に1匹卵にずっとついています。
そして、数十分後からすぐに土を堀りはじめました。
すごい。面白すぎる。
もうアリの動きから目が離せません。
あっという間に穴が深くなっていきます。
結局観察をしたいと言った息子より
大人がアリの観察に夢中になっています(笑)
まとめ
アリのす観察キットには2回分観察できるくらいの土が入っているので、また夏休みに自由研究としてやってみようと思います!
でも1回やってしまったのでもう息子は飽きたかな…。