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男の子は言葉が遅いからと言われていたけれど親の勘は当たるもの

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息子が0歳の頃は、外へ連れて行ってもほとんど泣くこともなく、夜もよく寝てくれる、おとなしくてなんて育てやすい子なんだ!と思っていました。

歩き出したころに、つま先立ちで歩く息子に違和感を感じてはいましたが

1歳の段階ではその他の成長ですごく遅れているという部分も感じられず

1歳半健診でも特に何にもいわれることもありませんでした。

ですがきっと心のどこかに何かスッキリしないものがあったと思います。

目次

親の勘は当たっている

1歳半健診の質問項目にある、指差しをしますか?という質問がありました。

その質問に私は、ん???となったのを覚えています。

息子は全く指差しというものをしていませんでした

赤ちゃんの指差しには意味がある

普通の成長であれば、10か月前後から指差しをするようになるようで、赤ちゃんの指差しにはちゃんとした意味があるのです。

  • 興味への指差し
  • 共感への指差し
  • 応答・理解での指差し

指差しも成長の段階で意味が変わってきますが、最初の指差しは言葉を理解し始めるころの指差しとは違うものだということです。

息子は、明らかに興味や共感での指差しという行動は全くしていませんでした。

ですが、絵や写真をみて「リンゴは?」「ママは?」という質問に対しては、指をさして答えることができていたため、1歳半健診ではOKという判断になってしまったのです。

男の子は言葉が遅いという話

1歳の時点では単語がいくつが出ていたので心配はしていませんでしたが、2歳になりしばらくしても2語文で喋ることはありませんでした。

単語はいくつか増えてきてはいましたが、単語の数も少なく言い間違えも多かったです。

「うちの子なかなか喋らないのよね」と周りの人に話をしても

男の子はそんなものよ
4歳くらいまで全然喋らない子もいるよ

と言われていたので、まだ大丈夫だろうと自分を信じさせるようにしていました。

人から大丈夫!と言われる度に少し安心をしていたりしましたが、やはり家で息子と2人きりになってしまうと、本当に大丈夫だろうかと心配になり、育児書やネットで調べたりすることも多かったです。

ネットで出ている情報でも、男の子は個人差が大きいということが書かれているので、それを見てはまた少し安心をしてという繰り返しの毎日でした。

ですが毎日24時間息子の姿をみている私は

心のどこかでそれを信じきれない自分がいたのだと思います。
自分では言葉で言い表せないなんともいえないモヤモヤした気持ちと違和感はずっと残っていました。

親の勘は働くもの

そんな感じの毎日で3歳となりましたが、2歳の1年間は言葉の進展はほとんどありませんでした。

3歳から保育園へ通い始めましたが、嫌がることなく通えていましたし、最初は保育園の先生もまだ気にしなくていいですよ!と言ってくれていました。

そして3歳児健診へ行き愕然としました。

健診でやらなければいけないことが何一つできない息子…。

身長や体重をはかることすら拒否で、体重は私が抱えて一緒に体重計に乗り(私の体重がバレました…)、身長は無理やり押さえつけてはかり、ほんとに大変でした。
今までどちらかというとおとなしい子だと思っていた息子の泣きわめく姿をみて驚いたのです。

ここで、今まで気にしていた言葉だけの問題じゃないんだ!

と気づかされることになりました。

私がそれまでずっとモヤモヤしていた気持ちが少し晴れた気分にもなりました。

言葉だけではない、息子の行動やちょっとした些細なことをずっと違和感と感じていた親の勘は当たっていたからです。

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