小学生の息子は自閉症スペクトラム障害です。
このブログでは家族のことについての詳細はあまり触れないようにしていたこともあり、自閉症に関しては、そのことだけに特化したブログを作って書いていこうと考えていました。
ですが、障害のことだけを書いたものを続けていく自分のモチベーションもかなり必要ですし、大変ということあって、今まで書くことができずにいました。
半年以上このブログを続けることができ、自分の財産として残していきたいと考えるようになってきたこともあり、これからは子供の障害の事もここに記録していこうと思っています。
自閉症スペクトラム障害とは
最近では発達障害と呼ばれる子供が増えてきて、学校やクラスに数人このような子もいて、子育て中の親であれば一度はきいたことがあるかもしれません。
「自閉症スペクトラム(Autistic Spectrum Disorder(ASD)」とは、自閉症、高機能自閉症(知的な遅れを伴わないもの)、アスペルガー症候群、レット症候群、広汎性発達障害などを含んだ障害の総称のことです。
自閉症スペクトラムの特徴
●人との関わりに無関心である
●目が合いにくい
●一人遊びが好き
●表情が乏しい
●オウム返しが多い
●一方的にしゃべるなど人との会話が難しい
●相手の気持ちを考えられない
●変化を嫌いこだわりが強い
●人の視線がわからない
などの特徴がみられます。
障害によってまたそれぞれ症状が変わってきますが、だいたいこのような特徴が3歳頃までに現れるとされているようです。
こうやって特徴を書き出してみると、息子はすべての項目にあてはまっています…。
3歳児健診で指摘をされたことがきっかけ
1歳で歩き出したころに、ずっとつま先立ちで歩いていることが気になっていました。
なんか他の子供たちと違う…。
そんな違和感を感じていましたが、その時は発達障害なんてこともよくわからなかったし、自分の子供が発達障害なわけがない、そうであってほしくないという思いからか、気にしないように気にしないように育児を続けていました。
言葉がでるのもすごく遅かったです。
指さしは全くしませんでした。
1歳半頃は単語がいくつか出ていたこともあり、気になることもありませんでしたが、2歳を過ぎた頃でも2語文がでることがなく、しっかりと2語で話すようになったのは3歳になってからだったと思います。
そして3歳児健診を受けてから
うちの子やっぱり普通じゃないのかもしれない。
と自分で受け止められるようになり、発達障害と向き合いはじめることになります。
そして小学校入学までは保育園に行きながら、週1回療育施設へ通いました。
現在小学校では、特別支援学級で頑張っています。
療育でやってきたことの内容や、特別支援学級でのことや、育児で大変なことなど、また少しずつ書いていきたいと思います。
つらくて大変な事ばかりじゃない!
うちの子自閉症なんです。
というと、なんだかすごく毎日大変そうな感じにとられてしまうかもしれませんが、今のところは、きっと人が考えているほど大変な思いはしていません。
もちろん自分が今まで思っていた子育てというイメージとは違った子育てになっています。
もしかしたら、これからもっと大変なことが待ち受けているのかもしれません。
でも子供も一人の人間で、どんどん体も心も成長していきます。
他の子供たちより成長が遅かったり、普通にみんなが出来ることが出来なったりすることが多い分、少しでも出来たり頑張れたことが、普通の倍以上の喜びと感動を与えてくれています。
子育てに正解なんてないと思っています。
子供と一緒に親も成長していかなかればいけないのです。
こうやって大丈夫です!というような書き方をしていますが、苦しくてつらくて泣いてしまいたい時もたくさんあります。
そんな今までの子供の成長や自分の気持ちなど、これから書いていこうと思っています。
子育ては大変と感じていたり、自分の子は発達障害じゃないだろうか?と心配に思っている人にも読んでもらって、考えるきっかけになってもらえると嬉しいです。