30歳を過ぎたあたりから首のまわりに小さなイボが増えてきています。
特に痛みも痒みもないのでそれほど気にしていませんでしたが、最近また急に増えてきてしまい、気になるようになってきたので病院へ行ってみることにしました。
首イボができてしまう原因とは
首イボは皮膚と脂肪からできていて、出来やすい場所は首やワキ、胸や横腹が多いようです。
首イボができてしまう原因は、肌と肌や、肌と服がこすれてしまうことにより、摩擦が刺激となってイボを発生させてしまいます。
また強い紫外線を浴びたあとにイボが出来てしまうということもあります。
ウイルス感染によってできるウイルス性のイボもあります。
首イボができやすい人、年齢はあるのか
昔は首イボなんてなかったのに、気付くと出来てしまっていた…というように首イボには出来やすい年齢があります。
その年齢というのは、30代から。加齢と共に増えていってしまいます。
30代に入った頃に多くみられるようになりますが、一番多いのは更年期を迎えた女性です。
女性ホルモンが若い頃とは変わってしまうため、この時に首イボも発生してしまうというケースが多くみられます。
首イボの種類と治療方法
スキンタッグ/アクロコルドン
女性や肥満の人にできやすく、やわらかくて小さい肌色のぶつぶつです。
原因ははっきりしていませんが、皮膚の老化現象といわれています。
このタイプの症状は一番治療しやすいです。
●治療方法 ・凍結療法 -200℃の液体窒素で専用ピンセットを使って一つずつ摘まんで 一気に凍結する治療方法。 およそ2週間でかさぶたに変って自然に消えていきます。 ・ハサミで切除 ハサミやメスで切除するだけ。 軟膏を塗っていると、切除した部分の傷や赤みも消えて自然ときれいになります。 ・レーザー治療 炭酸ガスレーザーで瞬間的に焼き切ります。
角質粒
30代を過ぎた頃から多いのがこの症状。
メラニン色素が主成分と言われていて、放置しておくと紫外線に反応して、少しずつ大きくなったり色が濃くなったりすることが多いです。
●治療方法 ・ピーリング 皮膚科でケミカルピーリングを受けて治療ができます。 自分でピーリング剤を使って角質粒を除去できる場合もあります。
軟性繊維腫
大きさとしては1センチくらいになり、肌と同じ色か薄い茶色をしています。
高齢者、肥満の人、妊娠中の女性、糖尿病の人などにできやすいようです。
妊娠中のホルモンの変化や、糖尿病の人の血糖値が下がりにくさでできやすい原因といわれているようです。
●治療方法 ・炭酸ガスレーザー 炭酸ガスレーザーを患部に照射して根元から焼き切ります。 大きくなってしまったイボを根本的に治したい人に適しています。 ・手術 患部が大きいので局所麻酔を使い、根元をメスで切り取った後で傷を縫います。
自分で治すためにできるケアの方法
ヨクイニンを飲む
ヨクイニンが入ったサプリメントや漢方薬を飲むだけというシンプルなものです。
ヨクイニンは首のぶつぶつに効果があるといわれています。
ヨクイニンは皮膚科などでも処方してもらえますし、薬局などで購入することもできます。
イボに効くのクリームを塗る
市販の治療クリームは医薬品ではないため即効性はないかもしれませんが、毎日続けることで徐々に効き目は出てくると思います。
自宅でのイボケアは根気よく続けることが大切です。
外出時はしっかり日焼け対策する
紫外線で増えてしまうこともあるので、紫外線の強い季節は日焼け止めを塗ったり、肌をなるべく出さないような日焼け対策をすることも大事です。
皮膚科へ行った結果は
私は皮膚科へ行きみてもらいました。
やはり老化と紫外線が原因とのことでした…。
大きく目立っているものは液体窒素で凍結治療をしてもらい、ヨクイニンを処方してもらいました。効果がでるまでには時間がかかりそうですが、少しでも綺麗になってくれればと思います。