夫が以前から「RADWINPS」のファンで
1年くらい前から車の中でよく音楽は聴いていました。
「君の名は。」の音楽を担当しているということで
観に行きたいと思っていましたが
なんだかあっという間にすごい話題になって
大ヒットとなってしまっていました。
私って、あまのじゃくなんです…。
大ヒットになってると言われるとなんだか観に行く気分ならなくてずっと行けていませんでした。
でもやっぱり観たい…。
観に行くつもりでネタバレ記事はずっと読まないようにしていたんです。
割引鑑賞券の期限が近づいてきたこともあって
やっと観に行ってきました!
君の名は。はなぜこんなにヒットしたの?
映画を観るまでは、なぜこんなに話題になってヒットしているのかわかりませんでした。
私の中で、ジブリを超えるアニメ映画は今までなかったので。
アニメ映画=ジブリ
という、私の中で勝手に思い込んでいた部分があります。
しかもわざわざ映画館にアニメを観に行くなんてことはジブリ以外ではありませんでした。
でも、「君の名は。」を観てそんな考えは一気に吹き飛んだのです。
映画の世界に自分が一瞬にして引き込まれていく感覚になりました。
予想していないストーリー展開
内容に関する事前情報やネタバレは、ほとんどみていなかったので
「入れ替わってるー!」
という、よく流れているフレーズだけでストーリーをイメージしていました。
男女が入れ替わるなんてよくあるような話で安易だなあなんて…。
そんな私がイメージしていたストーリーを裏切り
予想外の疾走感あるストーリー展開。
時間軸が変わっていく何ともいえない不思議な感覚になりました。
映画って2時間近くありますが、だいたいは話の中で少し退屈な時間てできてしまうんです。
ですが、すっかり映画の世界へ引き込まれてしまい、自分がその世界に入ってしまっているかのような感じで、1秒も退屈な時間はありませんでした。
自分が見たことある景色
映画の中に出てくる、景色や景観がほんとにすごい。
きっと映画の世界に引き込まれてしまう一つの理由はこれです。
東京の景色が出てきますが、景色・音などアニメだということを忘れてしまいます。
自分が東京で生活していた頃の記憶も蘇ってきて、思わず涙が出そうでした。
自分が何気なくみている景色。
ふとした瞬間にみている景色。
そういう誰もが持っている心の記憶を刺激している感じがします。
泣きたいわけではないけれど
人間て綺麗な映像をみるとなぜか涙が出てきてしまうのです。
悲しいわけではない涙が
この何ともいえない感動に繋がっているのかもしれません。
映像と音楽の相乗効果
私がこの映画を見るきっかけは「RADWINPS」の音楽でした。
実を言うと、あまり好きではなかったのです。
夫がすごく好きで、映画が公開されるずっと前から車の中でかかっている曲をよく聴いてはいました。
音楽を聴いているだけではそんなに魅力を感じてはいませんでした。
私はジャニヲタなのでそういう曲しか好んで聴いていなかったので…。
映画が公開されて、「RADWINPS」が多くの人に認知されるようになってきて、気になってはいたものの、映画につられて人気が出てきていることが、ちょっと気に入らなかったりもしていました。
しかし、音楽でも私の予想を裏切りました。
映像と音楽との一体感がすごい。
すごく綺麗な映像がRADWINPSの音楽によってさらにその景色の中に吸い込まれていくんです。
今まで何気なく聴いていたRADWINPSの音楽でしが、映画を観たことにより、曲が流れるだけで、映画の中の世界が頭の中に蘇ってきます。
聖地巡礼をする気持ちがわかった気がする
アニメを観ているけれど、アニメだと忘れてしまう。
実写を観ているような気持ちにさせるのです。
「ここは映画館の中だった…!」
と映画館で観ていることも一瞬忘れさせてしまうくらいの世界観です。
よく映画やドラマをみて、聖地巡礼をするという話をきいたことがありましたが
そこまでする??
と少し冷めた感じで思っていました。
行きたくなってしまいました…。
あの映画でみた景色の場所に行ってみてみたい!
という気持ちなってしまっています。
もう一度観たい!
この映画のすごいところは何度も観ているリピーターがいっぱいいるということ。
一度観た映画をなぜ何度も観るんだ
と不思議でしたが…
もう一度観たい!
そう思ってしまいました。
これだけヒットしている理由がやっとわかりました。
私も結局「君の名は。」の虜になってしまったからです。