人生において、お金を貯める時って人それぞれありますよね。
多くの人は
- 結婚をした時
- 子供の教育費を考える時
- 子供が自立して老後を考える時
今は晩婚化になってきているため、40代50代になっても、まだまだ大きな出費が必要になることがあります。
昔と比べて貯蓄できる期間が短くなってきていて、お金を貯めきれないという人もいるかもしれません…。
出産する年齢によっては、子育てと親の介護が重なってしまう可能性もあります。
必要な貯蓄額を考える
ゆとりある老後を送るためには
夫婦2人で20年で約8500万円必要だそうです。
8500万!?
そんなに必要になるんだとちょっとビックリな金額です。
退職金や年金などを引いた額が老後のために準備しておくべき貯蓄額になります。
まだまだ先の話~
なんてずっと思っていましたが、私ももう40代に突入。
あっという間にその日がやってきます。
自分に必要な貯蓄額を考えて、できる準備を早めにしておかないといけないです。
老後の支出
老後の生活費の目安は
平成25年度に生命保険文化センターが行った「生活保障に関する調査」によると
夫婦2人の場合、ゆとりある老後生活費は月額35万4000円。
→「生活保障に関する調査」|公益財団法人 生命保険文化センター
20年分の生活費として考えると
354,000円×12か月×20年=84,960,000円(8496万円)
最低日常生活費は月額22万円
220,000円×12か月×20年=52,800,000円(5280万円)
老後の生活にかかる費用の内訳は
生活費(食費や光熱費)・住居費・車両維持費・娯楽費・社会保険料・生命保険料・各種税金など
意外にかかるイベント費
定年したからといって自分たちの生活費だけを考えていると、その他のお金が必要となった時に苦しくなってしまいます。
イベント費というもの大きな出費となるひとつです。
主なものは
- 子供の結婚費用
- 子供の住宅購入資金
- 家のリフォーム
- 旅行
などがあります。
100万円単位で必要となることもあるので、あらかじめ考えておくことが大切です。
老後の収入
退職金
会社員であれば、多くの人は退職金がもらえることになります。
下記の計算式が使われている会社が多いようです。
給付率などは各会社で異なっていますので、確認をしてください。
退職金=退職時の1か月分基本給×就業年数×給付率
年金額の目安は
毎年誕生日に届いている「ねんきん定期便(ハガキか封書)」をチェックしておきましょう。
平成28年度の年金の目安を参考にすると…
例えば
会社員の夫と専業主婦の妻の場合であれば
年金受給額が月額22万1504円(夫の基礎年金+厚生年金+妻の基礎年金)
22万1504円×12か月×20年=53,160,960円(5316万960円)
【平成28年度の平均年金受給額です。厚生労働省から発表されている金額。厚生年金は夫が平均的収入(平均標準報酬42万8000円で40年間就業し、妻がその期間すべて専業主婦であった世帯が年金を受け取り始める時の給付水準】
40代から考えておくこと
- 生命保険の見直し
- 収支の現状把握
- 家計の見直し
- 住宅ローンの見直し
- 長期で安定して働くことを考える
お金に困らない老後のためにも、早いうちからしっかりと考えておく必要がありますね。